ドラゴンボート
どらごんぼーと

どらごんぼーと
国内外から数多くのチームが参加する街の一大イベント「ドラゴンボートフェスティバル」。
樹齢千年を超す根占の町のシンボル「大楠」が見守る中、太鼓の音に導かれ、10名編成のドラゴンボートが雄川の河口380メートルを競います。
450年ほど前、雄川の河口に港ができ、中国等との貿易が盛んになるにつれ、南蛮人と住民との間で争いが始まりました。そのため、争いをおさめるために南蛮船を雄川の河口で競争させたといわれています。
「ねじめドラゴンボートフェスティバル」は昭和63年より商工会や行政・カヌー協会が主体となって開催しており、毎年数多くの参加者が集います。
1チーム10人で編成され(漕ぎ手(8名)、舵取り、太鼓)、旧根占町の塩入橋から根占大橋までの約380メートルを8コースで競います。
この日のためにそれぞれのチームが休日や平日の夕方などトレーニングを重ね、本番に備えます。水しぶきをあげながら颯爽と漕ぐ姿は、男女とも気迫があふれ、観客の心に熱きものを感じさせます。
県外、海外からの参加者も多く、町をあげての一大イベントとして、町内の特産品販売など前夜祭から賑わいます。レースを応援しながら町の美味しいものを食べ、参加者だけでなく観客も笑顔があふれる2日間です。